中学受験国語のテストに困ったら(ふくしま国語塾の読解力の本)

絵本 教育

今日は国語塾の先生の本の紹介です。

国語ってどう問題に取り組めばいいのか難しい科目ですよね。

私自身、あまり国語がわからないことがなく、子供のわからないがちゃんと理解できていないんです。
子供は今のところ、テストではよい時があったり悪い時があったり。
安定しません。

できていないときがあるので、どうにかうまく導く方法がないのか気になったので読んでみました。

今回の感想本は

福島隆史氏の書かれた

ふくしま式:難関校に合格する子の「国語読解力」

です。

福島隆史ってどんな人?

大学を卒業後、児童館の職員、小学校の先生を経験し、現在ふくしま国語塾で国語教育に携わっっていらっしゃいます。

出版された本26冊も。

本当の国語力が身につく問題集
大変売れている有名な問題集のようですね。

ふくしま式 小学生が最初に身につけたい語彙200

などどれも、タイトル聞いただけでも読みたくなります。

本を参考にしたものが、テレビ版のドラコン桜で使われたりしていました。

今はYouTubeで発信もされていたり、かなり、活躍されている先生ですね。

本の感想

親が国語を教えるときに大切なこと

ここで

算数の勉強法と言えば、公式を覚え、それを活用する練習を積むことです。
同様に、国語の勉強法も、公式を覚え、それを活用する練習を積むことです。

と、あるのですが、私はこれはあまりうなずけません。

算数の勉強は、理論立てて考え、試行錯誤を繰り返し結果に向かって近道や回り道をしながら進んでいくことなんじゃないかと。
そこにある程度の型が出てくるのでそれを公式だと言われれば、う~ん。

一方、国語においては、型っていう考え方がなく、つかみどころがない。
って考えていたので、公式通りに進んでいきましょう。
という考え方が意外でした。

国語力がある状態」とは何か、書かれているのですが、まったくその通りだとうなずけることがたくさん。

国語力を図解にしているところはわかりやすく、また、その説明も具体例を挙げているので親が子供に教えることもできるほど。

第1章 難関校を突破する「書く力」が身につく10の方法

書く力を伸ばすために何を意識すればいいか?
気を付けるところはどこか?
具体的にどうするかが描かれてある。

第2章 「書く力」を鍛えるために今すぐ始めたい10の習慣

書くことについてのポイントはもちろん。

書く練習だけではなく、その前段階の書くために親子の会話でできることなども書かれてあり取り入れやすい。

「よく、子供に話をさせて親は聞き役をすればよい。」と言われるが、それだけでは物足りない。
もう少し、プラスしてみよう。

会話の中に「反対語」は?と質問してみよう。

子供が言葉に詰まったらどんどん親から言葉を発言しよう。

など。

明日からできる方法がたくさん。

第3章 成績アップ確実の「読む力」が身につく10の方法

私が昔大好きだった抜き出し問題について。

自分の言葉で書けばすぐ書ける答えも抜き出しになるとその指定された字数の文字を探さなくてはならず見つけるまでに時間がたくさんかかり大変

と書かれていた。

なんと、私は、答えが本文中にあるのなら見つけ出せばいいだけなので楽勝じゃん。
と思っていたけど、実は、こちらのほうが大変だったとは。

びっくり。

確かに、うちの子、自分で答える記述は何となくあっているけど、抜き出しはめんどくさくなって「えっ?」ってこと書いてきてる。

ほかにも問題を解くうえで少し気を付けてみよう。ってことが具体的に書かれていて、勉強になった。

第4章 「読む力」を鍛えるために今すぐ始めたい10の習慣

実際、塾などで国語の長文問題に取り組んでいるお子さんに向けて、実際にどうすればよいか、一つ一つ、試せるように書かれていて、実に興味深い。

子供に試してみたい。

第5章 必ず読解に役立つ「語彙力」を高める5つの習慣

この5つ特に楽しく読ませてもらった。。

全部、すごく納得です。

が、中にはそれはわかっているんだけどできないのよ。ってのもあり。

子供の語彙不足は、大人に責任があります。

どうすりゃいいのよ。
ってなった。

そうよ。

親が
楽しかった。
面白かった。
しか、感想が言えないのよ。

そこが問題。

頑張って、親が会話にあまり聞きなれない単語を入れて使ってみるけどかなり怪しい。

また、

4 音声を文字にさせてみるのも有効!

では、
「A国の大統領が~」のニュースの話が出てくるのですが。
まさしくうちの子やらかしてました。

親子で大笑い。

日本語難しい。

ぜひ、お子さんがいる方はこれお子さんに聞いてみてほしい。
結構、うちと同じこというお子さん多そう。

まとめ

大人の文章の上手な書き方的な本の内容と似ていると感じた。

読む力・書く力のの大切さ。

実際、どんなところに気を付けるかが大変具体的に書かれてある。

子供に使うためにと読み始めたものではあったがブログやTwitterで文を書く練習をしている私にはピッタリ。

それぞれの項目で例文がしっかりあったからイメージがわきやすかったのかな。

とても、読みやすくてサクサク読めた。

次は

「小学生が最初に身につけたい語彙200」

も気になるな。

ほかの語彙集と比べてみたい。

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