【罪の声】前半てこずるも、後半一気読み。

グリコ 読んだ本

とてもイケメンの小栗旬さん、最近いろんな役をやってる星野源さんが出ている映画「罪の声」。

映像を見る前に本を読んでみました。

書評を一言で整理

後半ぐんぐん引き込まれていった。そしてたびたびつらかった。

本に関する情報

「グリコ・森永事件」をモデルにしたフィクション。

著者の紹介

著書の塩田武士・1979年生まれ

大学卒業後新聞社勤務を経て小説家へ。

彼の作品
「盤上のアルファ」はNHKBSプレミアムで2019年にドラマ化されている。
「騙し絵の牙」は俳優大泉洋を主人公に書いた作品で映画化されている。
等々

本書の感想

正直、本が苦手な私には前半はとても進まない本だった。

主人公二人の話が交互に進んでいくのだが、なかなか前に進んでいく感じがしない。
こんな感じじゃないものがどこかから始まる。それはどこだ。と思いながら読み進めていく。

きた。

もう一つのテープの声の主である子どもの人生。。
ここからもう悲しみ。
やるせない。
やりきれない。
思いがあふれ出す。
もうこの一家の哀しい成り行き。

グリコ森永事件をモデルにしているが、どこまでが現実に基づいているのかどこからが嘘なのか。

未解決だから真相が全然わからないが、犯人はこんな気持ちになっているのか?

それを通り超えてこんな壮絶な人生、なんで?どうして?どこでこうなってしまったのか?

親として。哀しすぎる。無茶クチャだ。

こんな人生を歩むことになるとは。この事件を起こしたときに犯人は思ったであろうか。

そして最後にもう一つの家族についての真相が。

ぐんぐん引き込まれて最後のエピローグではジーン。

映画では。。。。

小栗旬が扮する記者と星野源ふんする仕立て屋。

これはイメージ通り。

いやいやながらも一生懸命仕事に向き合いコツコツと成果を上げつつ、仕事に突き進んでいく記者。
自分の過去と向き合うべきかどうか迷いながら向き合っていく、今まで目の前の仕事を愚直に行ってきたテーラー店主。

映画ではどう描かれているのだろう?

やはり、後半のたたみかけるように真実が一つずつ明らかになっていく模様が描かれているんだろうな。

今まで、秘密を抱えて生きている人のつらさを演じてくれているんだろうな。

絞り出すように過去を話し出す人々。

少しずつ話し出すことで軽くなっていく人々。

犯してしまった過ちをどうにもできず苦悩しながらも生きていく人々。

主人公二人以外の役者さんにも期待です。

素敵な人ばかりなのでぜひみてみたくなりました。

今、U-NEXTで見れるようです。

2022年4月22日23:59まで

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