「こんな算数の授業いいな。」工夫されている吉田映子先生の本

折り紙 教育
TakenによるPixabayからの画像

算数好きになるための親の本があると興味津々で読んでしまうアラフィフゆりです。。

今回はたまたま図書館で目にした本【さわって、つくって、みつけて・・・算数!「考えるって楽しい!」授業】を読んだ感想です。
サクサクと読めて、おまけに「なるほど」「へえ~」など思いながら楽しく読めた本でした。

書評を一言で整理

この先生に教えてもらっている子供は自然と算数好きになりそう。先生の授業を受けた子が羨ましい。

先生の工夫がよくわかる本です。

本に関する情報

表紙には「第54回読売教育賞算数・数学部門受賞!」の文字が。
「東京理科大学 第5回〈数学・授業の達人〉大賞」最優秀賞受賞とも。

著者の紹介

吉田映子

大学卒業後、教員として子どもと接し、興味ある授業になるよういろいろ試すなかで、

算数を楽しくなるように指導するハンズオン・マン研究会として子どもの指導にあたる。

ハンズオン・マスとは

ハンズオン・マス研究会は、パターンブロックやジオボードに代表される優れた学習材を算数の授業に積極的に取り入れ、子どもたちの創造的な学習活動を具現化することを目的につくられた研究会です。これまでの、いわゆる教えるための道具としての教具とは異なる考え方で学習材をとらえ、その特徴を生かし、子どもたちの操作活動を中心に据えた授業のあり方を、実践を通して開発していくことがこの研究会のねらいです。

ハンズオン・マス研究会のHPより

本書の感想

第一章 子どもは「困ったとき」に考える。

算数の授業の時、みんなに問題をだし、最後に不思議な結果になったときに子供は「なんで」と思い始める。

これがチャンス!

「なんでかな。一緒に考えてみよう。」

なんでかな。と思った生徒は一生懸命考えるので授業を聞くだけでなく授業に参加している状態になる。

はじめに載っていた問題面白かったので子供と一緒にやってみた。

なぜこうなるかのところまでうまく説明ができなかったがこれが分かった時、気持ち良かった。

今度、子供と、一緒に考えるまでやってみよう。

普段から「おもしろい算数の授業を・・・」と考えていると、目に入るもの、手に触れるものが自然と算数に関係してくるようになってきます。

さわって、つくって、みつけて・・・算数!「考えるって楽しい!」授業

と、おっしゃる先生。

九九表、傘、箱、タングラムいろんなものを使って算数に興味をもつ工夫されていることが分かります。

第二章 ハンズオンマスで楽しい算数を

ハンズオンマスとは「手を使って考える算数」のことです。

パターンブロックで分数や図形にふれ
折り紙で立方体や図形の形、広さ、比までいろいろ学べると紹介されています。

私も手を使って算数を考えるって賛成。同じだ!うれしい。

第三章 算数アートぎゃらりーを開こう

算数なのに作品づくりをする。

絶対楽しい。

計算ばっかりやっていたり先生の話ばっかり聞くより自分の手を使って試行錯誤してるほうが楽しいし、最後に作品になったらうれしいはず。

家に帰っても考えて作りたくなりそう。

そして自然に対称を学んだり、平行四辺形や台形や三角、四角の移動や角度が分かればなおいい感じ。

まとめ

折り紙で算数を考えるのは小さい子にはとても分かりやすい。と思っていたけど実践して学校でやってくれている人を知ってびっくり。

小学校の先生は全部の教科を教えないといけないし、連絡帳も見ないといけないしかなり大変。

「教えないといけないこと決まっているから、これ以上いろいろできないよう。」って声も聞こえてきそうだけど。

小学校の先生に教えてあげたい。

こんな算数の授業もありですよ。と。

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