作文苦手な小学生のわが子に試した3つのこと

原稿用紙 教育
hngahaeによるPixabayからの画像

親の自分は文章を書くのが苦手。
子供も学校で作文が書けない。
そうなってしまったときにいろいろ試して効果があったものを3つ紹介します。

わが子の苦手度合い

とにかくわが子は作文が苦手。
どのぐらい苦手かというと。

まずは、幼稚園の忍者の巻物制作の時のこと。

「巻物にA4用紙に絵を描いたのをどんどん貼っていって一つの物語を作る」
というもの。

先生曰く、

「まったく描けないので幼稚園に来た時のことを描いてみようか」
となり、

【幼稚園に来ました。
本を読みました。
遊びました。
お昼ご飯を食べました。
帰りました。
終わり】

のような作品が出来あがっていました。

次に小学校の低学年。懇談の時に先生にこう言われました。

「国語の時間に作文を書くところになると固まってます。」

本人に聞いてみると何を書いたらいいかわからないので一行も書けないらしい。

おまけに書くということ自体が大嫌い。めんどくさい。に、なってしまう。

試したこと

まずは、書かずに言ってもらう。それを親がメモを取る。

わが子はとにかく書くことが嫌い。

そこで、

何かを書くときに親が聞き取り調査のように質問し答えを引き出す。

そしてそれをメモする。

メモしながら
「こう言うことなんだね」
と、
おかしな文は直しながらどんどん文や言葉を増やしてあげる。

質問を作文を書く時だけではなく本を読んだ後や公園で遊んで帰って時などよくするようにした。

「公園でだれとあそんだの?」
「何してたの?」
よい聞き役に徹する。

「へーそうなんだ。水遊びしたんだ」
「だから服が全部びしょびしょだったのね。」
など。

字のきれいさや原稿用紙の使い方を一個一個注意しない。

書くことが大嫌いなうちの子は書くのが嫌で早く終わらせたいあまりに字がきれいではない。

ひどいときは読めない。

そんな時でもよほど読めないとき以外は何も言わない。

ひらがなが多くても、漢字の書き順がでたらめでもここは我慢。

明らかな言葉の間違いは直すように言ってました。

でも、

「読める字で書いてね」だけは口を酸っぱくして言いました。

アウトプットの機会を増やす。

最近は、通信教育で作文コースなどがいくつかあるので、それを利用してみるのも手です。

毎回提出があるので何かしら書く練習になります。

その時、ちょっとしたことでいいので、原稿用紙にたくさん増やせる情報をアドバイスをしてみましょう。

例えば、
「会話文を行を変えて入れるといいよ。
会話文が終わった後も行を変えるといいよ。」
など。

すると、行が稼げるので子供はすぐ使いたがる。

「この時なんて言ってた?」
など声掛けすると、会話文なので結構子供は書けるようだ。

うちは低学年の1年間ブンブンどりむをやっていました。

その時の話はブンブンどりむに向いているのは作文嫌いな子供?に書いてあります。

まとめ

これを地道に続けた結果、
小学校の中学年では国語の授業の「あらすじカードを書こう」の時に裏面まで書いていました。

字はギリギリ読める程度の決してきれいとは言えない字ですが書くことが嫌いなうちの子がたくさん書けるようになったことがとてもうれしかったです。

下の子はたまたま書くことが嫌いでも話してくれることは好きだったのでこの方法をとり成功しました。

ただ、上の子のように話すのが嫌いだとこの方法は使えません。

子供それぞれをよく見て試していかないといけないですね。

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