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こんにちは。
最近になってやっと
若いのに人間ができているといわれている大谷選手に興味津々のアラフィフユリです。
今回おすすめの本は、読書家でもある大谷翔平選手が読んだ本として紹介されていました。
大谷選手のにわかファンとして読みました。
結論:若者に読んでほしい。
「富の福音」アンドリュー・カーネギー
私が読んだのはこの表紙が赤いやつ。
速聴CD付き?
初めのページに
「願望実現のための六カ条」
があり、これから、夢多き若者の指針になりそう。
50ですが早速六カ条作って実践してみました。
期限までにできるかな。
ワクワク。
著者:アンドリュー・カーネギー
カーネギーと言えばカーネギーホールって名前があるので
「ホールを作るほどのお金持ち」
っていうくらいの認識しかなかった。
本を読んで、わかったこと。
小さいころ家庭は貧乏。
↓
少年時代、与えられた仕事に真摯に取り組む。
↓
仕事をしている中で、目の前に来たチャンスをつかむ。
↓
アメリカで最大の鉄鋼会社を設立し、「鉄鋼王」と呼ばれるほどになる。
↓
たまったお金の使い道をよく考えて使う。
今回は感動したところを紹介。
感動したとこ1
貧しくして育ったカーネギーはこう考える。
社会の指導者となる人たちが、豊かで恵まれた家から出ることは稀だが、貧しい家からは数多くの有能な人たちが生まれてくる。
その理由として、心の安らぐ貧しい暮らしには、豪邸の暮らしでは得られない親やの愛を受けるからであると。
ここでポイント:貧しい家なら全部いいわけではないのだ。
貧しいながらもその貧しさの中お互いを思いやり愛しあい助け合っている温かい家庭。
これが前提。
多くの敵を作る数十万ドルの収入よりも、額に汗して得たわずかな収入の方が喜びは大きく、貧しい家の食事で、母親が心を込めて用意した一皿の料理には、どれほど有名な料理店の出す料理にも替えがたい、真の美味を感じるのである。
なるほど。
ただ、貧しいのがいいんじゃないんだよね。
そこには親の、お金でははかれない愛がないとダメなわけか。
子供を育てるのはここが一番大切なのかもしれない。
親がここをしっかりしておけばお金がなくてもまっすぐな子は育つってことなんだよね。
私には心強いお言葉。
感動したとこ2
カーネギーの少年時代の話
何度か転職をしているカーネギー。
彼が転職の時一緒に考えたのは「賃金」のことではなく「勉強する時間を作ること」
紡績工場では労働の後、「簿記の勉強」
電信局では、独学で「電信の送受信の技術を覚える」
モールス信号を耳で聞いて、内容がわかるようになる技術者になる。
一言でいえば、努力家だ。
「○○になりたい」と、仕事を選んで始めるわけではなく淡々と目の前に来た仕事をこなす。
毎回、与えられた仕事はもちろん、それ以上の勉強もする。
この姿勢が大事。
50を過ぎたからわかる。
若いころは希望の仕事でない仕事についてしまうと与えられた仕事を適当にやり過ごしてしまってた。
今思えば、もったいない。
全力を注ぐと世界が開けてくる。
カーネギーはそれができていた。
わが子にもここは頑張ってほしいところだ。
感動したとこ3
カーネギーは何社かの会社で社員として頑張った後、自分で製造業の会社を経営することになる。
その理由を二つ挙げている。
一つは、カーネギーが考える「事業の経営」が世間一般と離れていることが多く、自分の会社でない限り自分の意見を通せないから。
もう一つは、無から有を生み出す製造業を誇らしく感じており、製造業に携わることが自分の使命と考えていたから。
ここでポイント:製造業の大切さをわかってる。
製造業だけが、アメリカの富を増やし、多くの人に職と食を与える機会を生み出すのである。
輸送や通信や金融もすべて製造業あってのもの。と考えている。
私が、町工場の娘だからか、製造業が大事と思っている人に魅力を感じる。
カーネギーは地道に働き、その資金で堅実な株式投資を始める一方、製造の大切さを唱えている。
お金持ちでありながらここを優先するところが尊敬。
感動したとこ4
子孫に美田を残すのは愚行でしかない。
巨額の富を得たカーネギーはその使い道を考える。
お金を持ってあの世には行けない。
そこで、社会に貢献する方法を考え使っていくんだが、なんでもかんでも寄付するわけではないところがいい。
厳しめかもしれないが、楽したい人のために寄付をするのではなく頑張る人を応援するためにお金を使う。
賛成。
おまけに彼は、富豪とは贅沢を避け、自分の生活以上の資産は社会のために使うものだと。
なんとまあ、人間ができた人なんでしょう。
社会のために使う使い道までしっかり考えている。
今日からファンです。
まとめ
後半は、主婦の私にはよくわかないところが多かった。
が、前半は感動がたくさんあり是非みんなにおすすめできる本である。
立場によって感動ポイントは全然違ったものになりそう。
いろんな人に読んでほしい。
これを読んでカーネギーにもっともっと興味がわいてきたな。
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