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今回の記事では、著書「ドリルを売るには穴を売れ」をご紹介します。
この本は、マーケティングのおすすめ本〇選などによく紹介される本です。
実は2007年の本です。10年前ですが基本は変わらないんですね。
著者の紹介
著書の佐藤義典さんは、ストラテジー&タクティクス株式会社の代表表取締役社長です。
2006年からコンサルティング会社を設立されております。
結論
この本は本当に初心者用です。なぜなら主婦の私でも理解できるぐらいだからです。
入社したての新入社員、マーケティングを学ぼうとしている学生がはじめに読むにはもってこいの本です。
この本を読むと自分にもできそうな気がします。
マーケティングを勉強したいけどどの本も字が多くて難しいと感じている勉強したての学生さんにはお勧めです。
最近、仕事が減ってきて何とか会社をしたい社長さんにもお勧めです。
目次
第1章 あなたは何を売っているのか
第2章 誰があなたの商品を買ってくれるのか
第3章 あなたの商品でなければならない理由をつくる
第4章 どのようにして価値を届けるか?
第5章 強い戦略は美しい
3のポイント
どのような価値を顧客に与えているのか
本質的には「顧客にとっての価値」を売り、その対価として、顧客からお金をいただくことだ。
時計一つとっても、「ブランドの優越感」「便利だから」「時計が大好き」など買う理由は人それぞれ違う。
価値はたくさんある。
どんな価値を提供することができるのかを考える。
差別化戦略を採用する。
どの差別化戦略を採用するかということは、マーケティングはもちろん、人事・組織など、経営全体に関わる非常に重要な選択なのだ。
差別化には3つの軸がある。
この会社はどの部分に当てはまるんだろう?
自分の会社はどこ?
それを考えると必然と顧客に対するアプローチも変わってくる。
これは一番に考えるべきところだ。と思う。
一貫性があることは良いマーケティング
4Pの間での一貫性も重要だが、さらに重要なことは、差別化戦略との一貫性だ。
差別化戦略の3つの軸使って一貫性の重要性を説明されていた。
ここに出てきたパソコンの例はとても分かりやすかった。
まとめ
この本は二部構成になっています。
各章の前半の部分はマーケティングに関する説明。
各章の後半部分は物語形式になっていて新人社員が成長していくようになっています。
成長過程がとても面白いです。
応援したくなる感じです。
周り方のアドバイスでどこに目をつけるかどう考えるかを諭していってくれるようにできているのです。
分かりやすい具体例を載せて。
読み終えて、
以前、鶴見のアウトレットに行った時のことを思い出しました。
私はアウトレットのワクワク感を求めてきました。
ワクワク感があまりないな思った私は「もう来なくていいかな。」
と思ってしまったわけですね。
離れていった顧客です。
それが、スポーツブランドの商品が安く買えることを求めている人からすると
「これはいい。また行こう。」
となるわけですね。
そういう意味で差別化ができていたのですね。
どこを狙っているのかを考えている。ってことか。
マーケティングって面白い。
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