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こんにちは。
何歳になっても新しいことにチャレンジしたいと思っているアラフィフゆりです。
昔はスクールなどに行って勉強することもありましたが今は子育て中。
時間もきちんととれないしお金もかけられない。
おまけに理解力がガクンと落ちていてかなりやることがゆっくりになってきています。
なので最近はもっぱら何かをするときは自分のペースで亀のように。のんびりとしています。
独学って最強なんではと思っている今日この頃。
独学の技法なるものを読んでみました。
感想です。
書評を一言で表すと
使えるようにするまでが独学。
最後までしっかり取り組むことが独学。
本に関する情報
この本は「独学はこんな感じでインプットしましょう。」という独学術で終わる本ではなく、その次のことまでの行動を書いています。
もちろん、勉強し身につけることも大切です。
しかしそのあとの抽象化・構造化をしなければ知識を使いこなせたことにはなっていない。
また、それができてもいざという時に出てこないと戦闘力としては使えない。と言っています。
著者の紹介
著書の山口周さんは、大学院を卒業後、電通などの会社を経て、コーン・フェアリー・ヘイグループのシニア・クライアント・パートナー。とありました。が、現在は独立しているそうです。
専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。
本書の結論
どんな結論を説明してくれる本なのか?
本の読み方、読むときの頭の中、それを引き出し使えるようにする方法を表している。
この本を読んで得られることは何か?
少し気を付けるだけで、本の読み方が変わる。
どんな方におススメか?
今から独学をしようとしているビジネスマンにお勧め。
目次
序章 知的戦闘力をどう上げるか
第1章 戦う武器をどう集めるか?
第2章 生産性の高いインプットの技法
第3章 知識を使える武器に変える
第4章 創造性を高める知的生産システム
第5章 なぜ教養が「知の武器」になるのか?
(ここにお勧めのリベラルアーツの11ジャンルと99冊が紹介されている。)
かってに共感・感心ポイント!
重要なのは「おぼえること」を目指さないこと
知的戦闘力を高める独学の技法
全くその通りだと思う。
こんなググればいろんなことがすぐにわかる世の中において知識を増やすだけの意味が薄れている。
むしろ情報が多すぎて的確な情報を取捨選択する能力のほうが必要では?
この意見には賛成!
インプットの目的を「知的戦闘力の向上」に置くのであれば、自分の身に引きつけて咀嚼することのできない内容は、いくらインプットしても消化されず、結果的に血肉になることなく、下痢のようにして体を通過していくことになるだけでしょう。
知的戦闘力を高める独学の技法
私がよくやってしまう。
無理して難しい本を読もうとしても脳内停止してしまい、何度も睡魔に襲われる。
今じゃないんかなと思っても、読み切ろうと頑張ってしまう。
なんか一個でも引っかかるかな。と、期待してお勧めの難しい本を手にしてしまう。
そんな本はやっぱり消化しきれないので潔く諦めて何年後かにまたお会いする方がいいんだな。
いざ、他社からアウトプットを求められる時期になって、その人らしいユニークな知的アウトプットを生み出せるかどうかは、この無節操なインプットの蓄積によると考えれば、若いときの無目的で無節操な勉強こそ、継続的に知的生産力を維持するために重要だ、
知的戦闘力を高める独学の技法
なるほど。
アウトプットをするからこそ、インプットによっていろいろ引っかかる、と考える「アウトプットしながらインプット派」だった私の考えが変わった。
インプットも大切だから真剣にね。ってことね。
これは芸能人や物書きの方によくある充電期みたいなものなのかな。とも思った。
アウトプットし続けるのではなくいったんアウトプットを止め、ジャンルに関係なくインプットすると、また今までとは違ったアウトプットができるようなものではないのか。
仕事がいっぱいいっぱいでないときのインプットの大切さを知った。
もっと、若かりしときにインプットをいろいろしておけばよかった。
いや、今からでもどん欲にいろいろなものに目を向けていこう。
とはいえ、何でもかんでも拾っていくには実にもったいないので量よりも密度が大切と書かれている。
そのために必要なことが書かれてあるので、それを頭に入れながら読むのがポイント。
ピカソは2万点の作品を残し、アインシュタインは240本の論文を書き、バッハは毎週カンタータを作曲して、エジソンは1000件以上の特許を申請しました。
知的戦闘力を高める独学の技法
作品の質は作品の量に依存することを表している。
こんなに著名な人は質もすごいけれど、量も半端ないんだ。とびっくりだった。
ならば、凡人の人々はなおのこと量をこなさないといろいろなことができないんだ。
大変すぎる。
まとめ
この書によると私の大きなテーマが「子供をたくましく育てる。」だとすると子育て本だけでなく一見関係なさそうな本の中に答えがあるそうだ。
一見関係のないこの本にも子育てのヒントがないか探してみよう。
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